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診療活動終え帰島/下地診療所の打出医師被災者支援(宮古島・沖縄)

2011年3月29日 - スタッフ公式
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診療活動終え帰島/下地診療所の打出医師岩手県大槌町で被災者支援
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7日間の診療活動を終え帰島した医師の打出さん=28日、
下地診療所
東日本大震災で、被災地の岩手県大槌町で医療活動を行っていた
下地診療所医師の打出啓二さんが27日、7日間の支援活動を終
えて帰島した。現地での活動について「少しですが被災者の方の
助けになれたと思う。1日も早い復興をお祈りしています」と
話した。
打出さんは20日から沖縄県の医療チームとして岩手県大槌町の
避難所に派遣された。事前に宮古島市民が診療所に寄せたおむつ
、毛布、衣類、食料品など段ボール30個以上の物資も現地まで
運んだ。
岩手県に着くと、がれきに埋め尽くされた街を見てがく然。
「テレビの映像などでは伝えることのできない風景があった」
と現地の状況を振り返った。
打出さんは21日から城山体育館で診療活動を開始。心身ともに
疲れ切った被災者の数は約500人。体育館で避難する人以外
に周辺の避難所も回って診療活動を行った。
打出さんは、「家や家族、友人を失った被災者の皆さんの手助
けをしたかった。医療活動を通して少しは役に立てたのでは
ないかと思う。微力だがこれからも何らかの形で復興支援の
手伝いをしていきたい」と話した。
また「出発前に多くの方がこの診療所まで救助物資を持って
きてく
れた。あらためて宮古の皆さんの温かさを肌で感じた。宮古の
皆さんの思いがこもった救助物資を現地に届けることができた」
と救助物資を寄せた宮古島市民に感謝した。
(宮古毎日新聞)

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