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被災地に思い届け シンメー鍋19個集まる(沖縄)

2011年4月5日 - スタッフ公式
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被災地に思い届け シンメー鍋19個集まる
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シンメー鍋19個のほか、ガス器具、大鍋など20個以上が
集まった=宜野湾市真志喜、三共ガス
【宜野湾】「親が使っていた形見。先祖の思いも被災地に
届けて」―。ミュージシャンの伊丹英子さん=宜野湾市=らが
呼び掛けた「避難所へ煮炊き用の鍋を送ろう」に、県内の多く
の人からシンメー鍋(大鍋)19個が4日までに提供された。
ほかにも、寸胴(ずんどう)鍋や大鍋も20個以上。「わずか
3日でこんなに集まった。一人でも多くの被災者を救いたい」
と感無量の様子だった。
5日、宮城県石巻市の避難所へ送る予定。
伊丹さんが知る現地ボランティアによると、避難所は「食料が
届くようになったが、一度で大量に調理する器具が足りない」
状況だという。
伊丹さんらの呼び掛けが2日付本紙に掲載されると、次々と
提供の申し出が。最大は直径80センチで、側面にマジックで
「ちばりよー東北」と書かれていたり、「寒い日が続くと思い
ますが、お体に気を付けて」と、匿名の手紙が添えられている
ものもあった。
専用ガス器具を12個集めた宜野湾市の三共ガスに勤める末吉
勝也さんは「会社も提供してくれた。記事を読んで、物置から
鍋やガス器具を探してくれた人に感謝したい」と礼を述べた。
(沖縄タイムス)

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