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緊急着陸「配備に影響ない」 (OKINAWA)

2012年9月8日 - スタッフ公式
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政府「配備に影響ない」 オスプレイ緊急着陸
 米軍新型輸送機オスプレイが米ノースカロライナ州の市街地に緊急着陸したことに対し、政府内は8日、「事故とは違う」と冷静に受け止めた。「米軍普天間飛行場への配備方針に大きな影響を与えない」(防衛省幹部)とみている。
 だが、政府は9日に沖縄県で予定されるオスプレイ配備反対の県民大会を乗り切れば、国内運用に向けた〝安全宣言〟への道筋が見えるとしていた矢先だけに、政府関係者からは「タイミングが悪い。安全性への不安拡大は避けられない」と懸念する声も出ている。
 防衛省分析評価チームは6月に米フロリダ州で起きた墜落事故に関し、人為ミスが原因だったとする米側調査を追認する内容の検証結果を週明けに公表する方向だ。
 その上で、森本敏防衛相は11、12両日に沖縄、山口両県を訪れ、知事らに検証結果を説明。日米合同委員会で近く国内運用の安全確保策を取りまとめ、配備計画を進める方針だ。
 しかし今回の緊急着陸で、両県側が態度を硬化させることも予想され、米海兵隊が一時駐機中の岩国基地(山口県岩国市)での試験飛行や、10月からの普天間飛行場での本格運用に理解を得られるかは見通せない。
  (共同通信)
琉球新報

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