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大阪・大正区で大綱曳 (沖縄)

2012年9月9日 - スタッフ公式
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大阪・大正区で与那原大綱曳
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県出身者や地元・大阪市大正区の人々も一緒になって引き
合い、熱気に包まれた与那原大綱曳=8日、同区・千島公園
グラウンド
 【大阪市大正区で内間健】
県内三大綱曳(ひき)の一つに数えられる伝統の与那原大綱曳が8日、大阪市大正区の千島公園グラウンドで行われた。
与那原町からも112人の派遣団が参加。延べ2800人(主催者発表)が2度にわたり、今年の与那原大綱曳で実際に使用された長さ90メートル、重さ5トンの大綱を引き合った。
会場は世代を超えた県出身者ら1万8千人の人出でにぎわい、沖縄の伝統文化一色に包まれた。
 「ハーイヤ」のかけ声も勇壮に、雄綱と雌綱が会場に登場。
鉦(かね)やホラ貝の音が響き渡り、旗頭のガーエーやメーモーイ(前舞い)も競演、辺りは本場同様の熱気で満ちた。
 同区は人口約6万8千人のうち、4分の1は沖縄にルーツを持つ。名護市出身の玉城長幸さん(90)は、「与那原大綱曳はものすごく意義がある。感動しました。趣味の油絵で描きたい」と堪能。支度の1人として、綱の上に乗った島袋優斗君(11)は
「沖縄の伝統の綱の上に乗れるなんて、めったにないこと。
感動した」と声を弾ませた。
 与那原町から駆け付けた石川清敏綱曳実行委員長は「責務は果たせた。与那原町と大正区が綱曳で一つになった」と話した。
 同区での開催は、2004年に沖縄出身者でつくる「がじまる会」が招致して以来、2度目。今回は、区が区制80周年や沖縄復帰40周年を記念して招聘(しょうへい)。同実行委員会や区が主催する「綱・ちゅら・エイサー祭~与那原大綱曳in大正区」の一環で実施された。
  沖縄タイムス

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