踊るシンカ 弾む囃子 沖縄市青年まつり
青年に交じって子どもたちも熱演した安慶田青年会の演舞
=8日、沖縄市(城間陽介撮影)
【沖縄】
第57回沖縄全島エイサーまつり(主催・同実行委員会)は2日目の8日、沖縄市コザ運動公園陸上競技場で「第34回沖縄市青年まつり」があった。
市内の15青年会が出場し、「イーヤーサーサー」と威勢よい
囃子(はやし)と力強いバチさばきで観客を魅了していた。
2010年7月に青年会が30年余ぶりに復活した中の町青年会は、昨年からまつりに参加している。町田裕介会長(31)は「2度目のことしは縦、横、斜めの陣形を意識して昨年より良い演舞ができた」と笑顔。
女性たちは「赤田首里殿内」をうたいながら踊るのが中の町の特徴だ。踊り手14人をまとめた宮城絵里香さん(29)は「冬場も週1回練習を重ねてきたので出来栄えが良かった」と胸を張った。
ほか、比屋根や安慶田など各青年会がそれぞれ地域で継承する踊りを披露した。
最終日の9日は午後3時から。池原や園田など市内5青年会や、うるま市平敷屋青年会(東)など県内各地の伝統エイサーが舞われる。
沖縄タイムス