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女王仲田幸子 芸歴65年 (沖縄)

2012年9月13日 - スタッフ公式
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女王仲田幸子 芸歴65年、観客が力の源
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「喜んでくれるのがうれしい。観客からパワーをもらう」と語る
仲田幸子=8日、那覇市の仲田幸子芸能館
 沖縄喜劇の女王・仲田幸子が芸歴65周年を迎えた。
芸歴の節目を記念した敬老の日特別公演(沖縄テレビ主催)が17日に那覇市民会館、23日に沖縄市民会館で行われる。
開演は両日とも午後3時。現代歌劇「九年母木」や幸子の“十八番お笑い芸”などを披露する。
 1947年に芝居の道へ入った仲田。戦後すぐの困難な時代
から舞台に立った。複数の劇団を転々とした後の56年、23歳で「でいご座」座長となり、座員の生活を守るため、必死に取り組んできた。
 これまでは「芸歴の10年ごとの節目で大きな公演を開いてきたが、あと5年は待ち遠しい」と70周年を待たずに記念公演を決めた。
 公演で披露する「九年母木」の配役は、カマデーに特別出演の前川守賢、カマドゥ小に孫まさえなど。仲田は古着屋のハンシー役をユーモアたっぷりに演じ、笑いを誘う。
お笑い芸は、十八番の「床屋の福ちゃん」(17日)と「奉る」
(23日)を予定している。
 「(観客が)千人入ると、千人のパワーをもらう。客が喜んでくれるのがうれしい。これがやめられなくて続けてきた」と振り返る仲田。
「いつも暗いニュースの中、観客も笑いを求めていると思う。
この芝居を見て、笑って長生きしてほしい」と来場を呼び掛けた。
 入場料は前売り3千円、当日3500円。
 問い合わせは 沖縄テレビ事業部
    (電話) 098(869)4415。
  琉球新報

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