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宮古島市総合博物館友の会と交流(多良間島・宮古島)

2012年9月14日 - スタッフ公式
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宮古島市総合博物館友の会と交流/多良間文化協会
手作り料理と芸能でもてなす

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普天間御嶽で垣花さんの説明に耳を傾ける
博物館友の会のメンバー
 600年前の歴史が色濃く残る多良間村(下地昌明村長)は、豊かな自然と芸能、生活文化を併せ持つ貴重な島。
2011年には村(多良間島・水納島)全体が県立自然公園に指定された。中でも多良間島は島の外周に沿って植物群落が分布、白い砂浜やリング状のリーフが一体となって独特の景観を醸す。また、県の文化財に指定された「抱護林」は、仲筋宮良区の郊外トゥカパナ山を起点に塩川の白嶺山を終点として長さ1・8㎞あり、村落を抱き護る緑の帯となる。1976年に国指定文化財となった
2日間に渡って交流した博物館友の会と多良間文化協会の会員=7月28日、高穴公園(宮古市の森)
「多良間の豊年祭」(八月御願)は、旧暦8月8日から3日間行われる島の一大民俗芸能。今年は9月23日から行われる。来年は村制100周年を迎える。
 1987年発足した多良間文化協会。発足当初から会長を務めてきた元教育長の本村恵眞さんが5年前勇退し、現在、池城三千雄会長を中心に役員も若返り、活動も活発になった。
7月28日夕、村中央公民館で宮古島市総合博物館友の会の皆さん16人を迎えて交流会を開いた。
会員らの釣果によってテーブルには大皿の刺身が並び、女性会員による手料理、舞台演芸など手作りのもてなしとなった。
翌29日は水納島の見える高穴公園(宮古市の森)でソーキソバを振る舞い、楽しい交流会となった。
 同会は、方言かるたの制作を進める中で貴重な島言葉を残そうとする活動を始め、芸能の島にあって今月25日には「第11回シュンカニ大会」が開催された。
池城会長は「10年ほど中断していたが、これからオリンピックの年に開こうということになった」と話す。
島を代表する芸能グループ「群星」は1982年に発足し、村のさまざまな行事に花を添える。
この日も6人のメンバーが舞台で数々の歌を披露した。
10月には東北のチャリティー公演に出演する。
 島は9月23日から始まる「八月踊り」に向けて動き出した。10月には、字塩川の芸能が国立劇場おきなわで披露される予定。
  
  宮古毎日新聞 

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