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人権の大切さ訴え…人権フォーラム(宮古島・沖縄)

2012年9月18日 - スタッフ公式
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劇通し、人権の大切さ訴え…人権フォーラム
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 人権フォーラム2012in宮古公演 (主催・県NPО法人HIV人権ネットワーク沖縄) が16日夜、 マティダ市民劇場で行われた。
ハンセン病やエイズについて踊りや歌、 演劇を通して学び、 差別や偏見を乗り越え、 すべての人が 「共に生きる」 ための、 より良い社会つくりに貢献することを目的に開催。
演劇 「光の扉を開けて」 では宮古地区の児童生徒が熱のこもった演技を披露し、 会場から惜しみない拍手が送られた。
 午後6時半からのオープニングでは、 みやこ少年少女合唱団が 「今日から明日へ」 「smile」 を披露し、 美しいハーモニーを会場に響かせた。
 続く主催者あいさつでは宮古島市実行委員長の禰保研光さんが 「南静園での合宿や迫力ある演技など子どもたちの懸命な姿勢に驚かされた。 お集まりいただいた皆さんをはじめ、 フォーラム実現に関わっていただいたすべての人に心から感謝する」 と述べた。
 プレゼンテーションは当初、 伊良部高校の生徒が発表する予定だったが台風の影響により船が欠航したため、 実行委員が代役を務めた。
プレゼンテーションではハンセン病、 国立療養所宮古南静園について説明するとともに、 ハンセン病回復者の金城幸子さんが登壇した。
金城さんは自身の半生を振り返るとともに 「人権が一番大切。 誰もが平等で幸せに生きる権利がある。 今日を機会に命の大切さ、 人権の大切さを考えてほしい」 と呼びかけた。
 演劇 「光の扉を開けて」 はHIVに感染した女子高生がハンセン病患者との交流を通じて心の扉をひらいていく物語。 地元の小中高校生や一般の出演者計48人が熱のこもった演技を披露。 会場には立ち見が出るほど大勢の市民が詰めかけ、 ハンセン病、 HIVについて理解を深めるとともに、 児童生徒の迫力ある演技に涙を流す姿も見られた。 エンディングでは出演者、 会場が一体となり 「世界に一つだけの花」 を合唱した。
  宮古新報

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