伊良部地区敬老会で1500人の長寿祝う
集まったお年寄りたちに今年70歳を迎えた新敬老者一人ひとりが紹介された佐良浜学区の敬老会=伊良部公民館
地域の子どもたちによるかわいらしい余興に拍手を送る
伊良部学区のお年寄りたち
宮古島市主催の伊良部地区敬老会は17日、 伊良部公民館で午前10時から伊良部学区、 午後2時から佐良浜学区に住む満70歳以上の高齢者を対象に行われ、 会場を訪れた大勢のお年寄りたちの健康と長寿を祝福した。
伊良部地区全体で70歳以上のお年寄りは約1500人。 このうち61人 (伊良部29人、 佐良浜32人) が敬老の仲間入りを果たした。 同地区最高齢は105歳の奥濱ウモイさん=伊良部長浜=。
式典で下地敏彦市長 (代読・長濱政治副市長) が 「皆さんの長年の努力とご苦労により今日の宮古島市がある。
高齢化社会といわれる現代をより活力あるものにしていくため、 市としても高齢者福祉を充実させたい。 今後も健康に留意し、 子や孫たちのため元気でがんばってほしい」 と式辞を述べた。 市議会の平良隆議長も祝辞を述べた。
新敬老者を代表して、 川満恵長さん (伊良部) 仲間義彦さん (佐良浜) があいさつ。 仲間さんは、 「もっとも国が貧しかった時代を生き、 経済発展の中で今日を迎えることができた。
島のしきたりや行事を教えていただいた先輩方の仲間入りができて感激している。 今後も先輩方を見本とし、 平和で明るい社会を築いていくため力を尽くしたい」 と話した。
地域の児童を代表して親泊羅沙さん (伊良部小6年) と山口琉月さん (佐良浜小6年) がお祝いの言葉を述べ、 「これからも元気で私たちに色んなことを教えてほしい」 と願った。 舞台では各地域の子どもたちや婦人会などが踊りや余興を披露して敬老会を盛り上げた。
宮古新報