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オスプレイ飛行開始 (OKINAWA)

2012年9月21日 - スタッフ公式
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【電子号外】オスプレイ飛行開始
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 米軍岩国基地(山口県岩国市)に一時駐機している新型輸送機MV22オスプレイが21日午前9時20分ごろ、試験飛行を始めた。
オスプレイが日本国内で飛行するのは初めて。
同9時50分ごろ、2機目も離陸した。
 配備先の米軍普天間飛行場を抱える沖縄県だけでなく、低空飛行訓練が予定される全国各地の不安は解消されておらず、試験飛行の開始でさらに反発が強まるのは必至だ。
 米軍は7月23日の機体搬入後、安全性が確認されるまで約2カ月間飛行を見合わせた。日米はモロッコと米フロリダ州で起きた墜落事故原因を「人為ミス」と判断。今月19日に安全確保策に同意し、日本政府が「安全宣言」を出したばかり。
 試験飛行ではオスプレイの特徴であるヘリコプターモードから固定翼機モードへ切り替える機能やパイロットの技能をチェック。その後、早ければ28日から機体を順次、普天間飛行場に移動させ、10月から本格運用を開始する方針だ。
 岩国基地では21日午前7時半ごろから多数の米軍関係者が姿を見せ、駐機している機体の周辺を歩いたり、整列したりしているのが確認できた。
 試験飛行は山口県下関市沖を中心に山口、福岡両県にまたがる日本海上空の「R134」と呼ばれる訓練空域で実施される。地元の反発に配慮し、最短距離となる中国山地を通らず、瀬戸内海の上空を経由して訓練空域に移動する。
  沖縄タイムス

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