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宜野湾議会、撤回へデモ(OKINAWA)

2012年9月26日 - スタッフ公式
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オスプレイ:宜野湾議会、配備撤回へデモ
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横断幕やプラカードを手にデモ行進する宜野湾市議ら
=25日、宜野湾市・米軍普天間飛行場野嵩ゲート前
 【宜野湾】
「オスプレイ配備を撤回せよ」「宜野湾市議会は闘うぞ」。
開会中の宜野湾市議会(呉屋勉議長)は25日、一般質問の合間を縫って、米軍普天間飛行場までデモ行進し、オスプレイの配備反対をアピールした。27日の最終本会議で3度目の抗議決議案を採択することも決定。
県内の日米両政府機関に出向いて配備反対をあらためて求めたい考えだ。オスプレイが28日に飛来するという報道や日本政府のかたくなな姿勢に、地元の危機感は最大限に達している。
 市議会のデモ行進は、一人が体調不良で参加を見送ったが、26議員が横断幕やのぼりを持って、市民の思いを代弁しながら、シュプレヒコールを上げた。
 呉屋議長はゲート前で「普天間の一日も早い閉鎖、返還、跡地利用ができるその日まで、使命感を持って議会が一致団結しよう。オスプレイ配備の撤回実現まで闘い抜こう」と気勢を上げた。
 「超党派でこの動きを止めよう」とゲートに向かって叫んだ大城政利副議長は「本当に配備するのか」と政府に不信感をあらわにした。「体を張って阻止する。海に面した岩国と違って、宜野湾は四方八方すべてが市街地。何とかこの恐怖感を分かってほしい」と悲痛に訴えた。
 また市議会を含む宜野湾市民大会の実行委員会メンバーが同日、市役所に集まり協議。独自の座り込み行動をする案も出た。
 宜野湾市役所前での座り込み抗議行動は昨年6月、日本政府がオスプレイの配備を通知した際にも、市が呼び掛けて実施。延べ266人が参加した。
 今回の座り込みを提案した呉屋議長は「県民大会実行委員会は野嵩ゲート前で、われわれ市民は跡地利用も含めて、市役所前で抗議したい」と話した。
  沖縄タイムス

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