障がい者就労に関心を パネル展や製品販売
販売会で接客する各事業所の利用者ら(右)
=25日、浦添市役所
【浦添】
9月の障害者雇用支援月間に合わせ、浦添市は25日、市在住の障がい者が利用する23の就労支援事業所での訓練内容を紹介するパネル展示や、自主製品販売会、就労相談を同市役所で始めた。28日まで。
事業所の情報発信と利用者間の交流の場を設けるとともに、市民に対し、障がい者の雇用・就労を啓発することが目的。
開始式で儀間光男市長は「障がいのある人もない人も、住み慣れた地域で互いに手を取り合い暮らせるよう、さまざまな施策に取り組みたい」と述べた。
販売会を行う各事業所利用者の代表が「がんばる宣言」としてそれぞれあいさつ。
総菜パンなどを販売する社会就労センターわかたけの並里弘樹さん(43)は「訓練している皆さん、就職に向けて頑張ろう」と意気込んだ。
問い合わせは
市福祉課(電話)098(876)1234。
琉球新報