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オスプレイ週明け飛来 台風影響で延期

2012年9月28日 - スタッフ公式
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オスプレイ週明け飛来 台風影響で延期
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オスプレイ配備に反対する座り込み行動で警察官ともみ合う市民ら
=27日午前11時16分、宜野湾市の普天間飛行場野嵩ゲート前
 米海兵隊は27日、米軍岩国基地(山口県)に一時移駐している垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場への移動について28日は実施しないことを決めた。
沖縄防衛局が宜野湾市に明らかにした。台風17号の沖縄接近が理由。
29日以降の飛行について防衛局は「天候や機体の準備などによって判断される」と説明した。
移動は台風が通過した30日以降となる。
 沖縄配備が迫る中、仲井真弘多知事は27日の県議会6月定例会の代表質問で答弁し、「ぎりぎりまで配備の中止を強く要求したい」と政府へ要求姿勢を緩めない考えを示した。
 また、「なるべく早く直接総理に対して(配備)中止を要請したい」と述べ、上京し野田佳彦首相と面談したい意向を示した。県によると政府と調整しているが、27日夜までに日程は決まっていない。
 県によると飛行が実施された場合、仲井真知事が現場を視察し、記者会見を開くことを決めた。また県は直ちに防衛局など県内の関係機関に要請行動を行う。
 県内では27日、オスプレイ配備に反対する動きが相次いだ。普天間飛行場野嵩ゲート前では、県民大会実行委が2日連続で抗議集会を開き、市民や首長、県選出国会議員ら約300人が参加した。宜野湾市議会
(呉屋勉議長)は、異例の3回目となる、配備撤回を求める抗議決議、意見書両案を全会一致で可決した。
 海兵隊は岩国基地に一時移駐しているオスプレイ12機を2機編隊で順次、普天間飛行場に向け飛行させる方針。米軍筋によると、普天間には1日6機ずつ、2日がかりで移動する計画だったが、これまでに機体番号「04」「05」の2機は試験飛行を行っておらず、全機の移動が完了する時期は未定だ。
  琉球新報

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