友情の絆を確認 石垣—岩手
応援ツアーの一行
かけはし交流促進へ
【岩手県北上市で上地矢寸志記者】
石垣・岩手かけはし交流協会(高木健会長)の「がんばろう岩手・応援ツアー」参加者らは7日夜、岩手県北上市内のホテルで開かれた「岩手・石垣かけはし交流会」(岩手・沖縄かけはし交流協会主催)に参加し、岩手県の同協会員らと親睦を深め、友情の絆とさらなる交流促進を確認した。
交流会には同会員や中山義隆石垣市長、JAおきなわ八重山地区本部、市観光協会など約40人が参加。
岩手・沖縄かけはし交流協会の福岡勝夫会長は「高橋洋介前会長の顕彰碑建立に石垣の人が中心となって頑張ってくれている。今後の交流を深めていけるように一生懸命励んでいきたい」とあいさつ。
高橋敏彦北上市長の歓迎に続いて、中山市長は「石垣市、かけはし交流協会、八重山高校卒業生と盛岡第四高校、形は違うが、なんとか復興支援を続けていきたい。東北の人たちに元気になってほしいという思いは一つだ」と述べた。
高橋洋介氏顕彰碑建立を支援する会の中村好雄副会長から顕彰碑建立期成会の平田勝男会長に支援金150万円が贈呈されたあと、岩手側が「みちのく祭り太鼓」や「三ヶ尻鹿踊り」を披露した。
石垣側、JAおきなわ八重山支店女性部の玉木恵子、豊里安美さんが「赤馬節」、石垣市代表で2012いわて北上マラソン大会に出場した余田泰裕さんが三味線を披露し、会場を盛り上げた。
このほか、請福酒造(漢那憲仁代表)が北上マラソン岩手県最優秀選手に記念品、北上マラソン大会実行委員会から石垣市代表選手2人に特別賞がそれぞれ贈られた。参加者らは余興を楽しみながら思い思いに交流を深めていた。
八重山毎日新聞