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日本OPあす開幕 、挑む頂点 (OKINAWA)

2012年10月11日 - スタッフ公式
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日本OPあす開幕 県勢5人、挑む頂点
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プロアマ戦、10番ホールでティーショットを放つ宮里優作
=9日、八重瀬町の那覇ゴルフ倶楽部(仲本文子撮影)
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体験ラウンドでティーショットを披露する友利勝良
 男子ゴルフ国内最高峰の大会・第77回日本オープン選手権が11日から4日間、八重瀬町の那覇GC(7176ヤード、パー71)で開催される。
9日はプロアマ戦が行われた。県勢は、宮里聖志、宮里優作をはじめ、友利勝良のプロ3人と、ことしの日本アマ準優勝の比嘉一貴(本部高)、同メダリストの富村真治(興南高-東北福祉大)が出場する。
大会にはプロアマ合わせて114人が出場を予定。賞金総額2億円、優勝賞金は4千万円。
11、12日に予選ラウンドを行い、60位タイまでが予選通過。13、14日の決勝ラウンドに進む。11日は午前7時40分に第1組がスタートする。
◆優作、上り調子に手応え 
プロアマ戦に出場し、コースの感触を確かめた宮里優作。
この日はコース特有の海から吹く強風に苦しめられたようで
「“修行”してるようだった」と苦笑い。
「高台のコースで、風が強いイメージはあったが、いつもよりすごかった」と、自然のハザードに苦戦した。
 さらに、約3年をかけて改修した会場に「素晴らしいグリーン。
ラフも難しくなっている」と驚いた。
 今シーズン前半は、腰痛に苦しめられた宮里。4月の東建ホームメイトカップで棄権、中日クラウンズから5連続で予選落ち。
自分のプレーができずに苦しんだ。
 それでも徐々に回復に向かうと、フジサンケイクラシック、ANAオープンで10位。一桁台の順位も射程圏内に入った。
 2004年、アジア・ジャパン沖縄オープントーナメントでは、兄の聖志が同コースで優勝。「あっち(聖志)の方がこことは相性が良い」と、謙遜するものの「他の選手よりは風の読み方などは慣れているのかな」と、手応えを口にした宮里。「出られること自体がうれしい」と、故郷での戦いを心待ちにしている。
(仲本文子)
◆友利、難コースに奮い立つ 8年ぶり出場
 日本オープン本戦には8年ぶりの出場となった友利勝良。
9日は、県勢ジュニア体験ラウンドの講師をしながらコースを確認。コンディションに左右されない正確なティーショットで、後輩たちに技術力の高さを披露した。
 2日前まで兵庫県で行われていた日本プロシニア選手権に出場。29位と健闘した友利は、疲れも何のその、前日の練習日を含め計2ラウンドを回った。
 「以前の那覇GCと全然違う。シンボルだった大きな岩がなくなったんだね」と、様変わりした地元コースに少し寂しげな表情。
それでも「こういう難しいコースで自分のプレーができれば弾みがつく」と、自身を奮い立たせていた。
  琉球新報

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