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白保のサンゴ礁 体感 (八重山・沖縄)

2012年10月14日 - スタッフ公式
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白保のサンゴ礁 被災者らが体感
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刺し網体験を行う宮城県と石垣市の中学生ら
=石垣市白保
 【石垣】
東日本大震災で被災した宮城県南三陸町戸倉中学校の生徒10人や漁業者らが6、7の両日、「ふるさとの海交流会」(主催・WWFジャパン)として、石垣市白保の「しらほサンゴ村」で白保中学校の生徒14人と漁業体験や芸能交流などを行った。
 生徒らは海の環境保全や被災地の海産物再生の取り組みなどを学び、海への興味を深めた。
 6日は戸倉中の生徒や同行した漁業者らが被災地の惨状を写真などで紹介し、海産物の再生へ向けて取り組む漁業者の活動を報告した。
 カキ養殖が盛んだった戸倉の海では、カキを育てるいかだの密集が環境を悪化させていたが、震災でいかだがすべて流されたことで、いかだの間隔を広げて再設置した。
同町のカキ養殖業、村岡賢一さん(62)は「生育条件がよくなり、品質も向上した。
海の環境もよくなり『一石二鳥』だった」と報告。その後、白保の海では刺し網体験として、事前に仕掛けてあった刺し網を狭め、魚をからめ取る漁を実施。ガーラの稚魚やボラ、カワハギなど約60匹が捕獲され、夕食のおかずになった。
 一行は7日、シュノーケリングで白保のアオサンゴを見学。両校が互いに芸能を披露し合う交流も実施した。(奥沢秀一通信員)
  沖縄タイムス

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