北部っ子現代版組踊「北山の風」披露
ダイナミックで華麗な踊りを見せるメンバーら
=本部町立中央公民館
【本部】
現代版組踊「北山の風~今帰仁城風雲録」(原作・新城紀秀さん、構成と演出・平田大一さん)の本年度初めての公演が14日、本部町立中央公民館で開かれた。
今帰仁、本部、名護の3市町村の小学5年から高校3年までの児童生徒42人が、ダイナミックな踊りと華麗な演技をみせた。
同公演は3年目。ことしの新メンバーは10人。これまでは企画制作するTAO Factoryの演出家らが指導してきたが、ことしは高校3年生を中心に指導役を務め、「自立」に向けて歩み始めているという。
北山王「攀安知(はんあち)」を演じた北山高3年の謝花こすもさんは「高校生活最後の公演がスタートした。新メンバーを含め、一つ一つの経験を力にしたい」と話した。
本部太原を務めた北山高2年の宮平奈月さんはことし2月に亡くなった新城さんに思いをはせ、「公演を続け、紀秀先生の思いを未来へつなげたい」と意欲をみせた。
12月9日にも名護市民会館でも公演する。
昼の部が午後1時半~、夜の部が午後6時~で、
前売 2千円、当日2500円。
問い合わせは
北山てぃーだの会、電話080(2770)0930。
沖縄タイムス