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LCCターミナル完成 那覇空港(OKINAWA)

2012年10月18日 - スタッフ公式
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LCCターミナル完成 
国内初、きょう稼働 那覇空港

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LCC専用ターミナルの受付ロビー=17日、
那覇空港のANA貨物ターミナル内
 那覇空港の全日本空輸(ANA)貨物ターミナル内に整備していた格安航空会社(LCC)専用ターミナルが完成、18日から開業する。ANAなどが出資するエアアジア・ジャパン(千葉県、岩片和行社長)と関西空港拠点のピーチ・アビエーション(大阪府、井上慎一最高経営責任者=CEO)の2社が使用し、1日3往復(エアアジア1往復、ピーチ2往復)でスタート。
指定レンタカー4社のカウンターも設置されている。LCC専用ターミナルは国内初。17日、報道陣に公開した。
 LCCターミナルを使用する2社は期間限定で増便も計画している。エアアジアが10月25~11月27日まで1日2往復で運航するほか、ピーチは2013年1月21日~3月30日まで1日3往復に増便する予定。
 国内旅客ターミナルとのアクセスは指定車両(無料循環バスと指定レンタカー会社の送迎バス)のみで、循環バスは同ターミナルの1階4番バス乗り場から利用できる。
バスは約10分間隔で循環、LCCターミナルまでの所要時間は5分。
 一方、LCCターミナル内にテレビなどの娯楽施設は設置されていないが、無料の公衆無線LAN(Wi―Fi=ワイファイ)の利用やスマートフォン(多機能携帯電話)による映像ダウンロードサービスを提供する。
また、コストを抑えるため、駐機場から徒歩で乗り込む。手荷物も人力で受取所まで運搬する。
 那覇空港貨物ターミナル(當銘賢一社長)から営業委託されたANAの河合巌アジア戦略室長は17日、LCCターミナル内の会見で「貨物ターミナルの運用は、現在の国内線ターミナルのスペース不足の解消をはじめ、旅客事業と貨物事業をうまく組み合わせて那覇空港を有効的に利用できる」と述べた。
国際線としての運営についても、航空会社の要望があれば、
可能性があると示した。
 上原良幸副知事は「LCCの沖縄路線への参入は非常にうれしい。若い人をたくさん沖縄に送り込んで、今後沖縄がアジアの交流拠点となるように目指していきたい」と述べた。
岩片社長、井上CEOは「ターミナルの開設は大変意義があり、期待している」と抱負を述べた。
  琉球新報

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