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国頭ツバキで化粧品 ブランド化へ(OKINAWA)

2012年10月19日 - スタッフ公式
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国頭ツバキで化粧品 4種類を開発ブランド化へ
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国頭村産ヤブツバキを配合した化粧品の商品化をPRする
田島勝氏(写真右から2人目)ら関係者=18日、県庁
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国頭村産ヤブツバキを配合し開発された4種類の化粧品
 日本の有機食品の認証制度の有機JAS認定を受ける国頭村のツバキ園で栽培される同村産ヤブツバキを配合した化粧品「やんばる森のツバキ ベビー&ママ」が開発された。
ツバキの若い種子から抽出する「青種子水」を世界で初めて
化粧品原料として国際機関に登録。
地元関係者らは「商品展開を拡大させ、国頭ブランドの
確立を目指す」と地域活性化への波及効果を期待している。
 商品開発はあーびゃーんもーゆ琉球月桃(国頭村、田島勝代表)が手掛けた。
県産業振興公社の「OKINAWA型産業応援ファンド事業」の
中で「国頭村椿ブランドの開発」として2011年から取り組んだ。
国頭村奧にある有機JAS認定農園で田島代表自ら園主として栽培、同村比地の工場での製造、販売まで一貫した生産販売体制を取る。
 商品化のテーマは「自然と一緒に子育てを楽しもう」。
全身シャンプー、保湿ローション、スキンケアオイル、スペシャルバームの4種類で、敏感肌にも優しい商品に仕上がったという。初年度は各3千本ずつ、総額3千万円の売り上げが目標。
26日から県内外のわしたショップを中心に販売する。
 田島代表をはじめ、宮城久和国頭村長、崎浜秀安国頭村商工会長らが18日、県庁で発表した。
田島氏は「化粧品からスタートするが、種子油のエキスの活用だ
けにとどまらず、葉や実を丸ごと利用した食用品や工芸品の開発も目標にしたい」と意欲を示した。
 国頭村は森林公園内に約1万本のツバキを植栽し村おこしとしても取り組む。
宮城村長は「従来は観賞用としてアピールしていたが、商品化につながる事業は非常に魅力的。
遊休地の提供など村を挙げて支援したい」と経済効果を強調。
崎浜会長も「実の採取などはシルバー世代の活用も計画されている。商品化の拡大に今からわくわくしている」と話した。
 商品の問い合わせは、
 あーびゃーんもーゆ琉球月桃
 (電話)0980(41)3755。
  琉球新報

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