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[有釣天]タチウオ 「マズメ」狙い目 3時間で9匹をゲット

2012年11月1日 - スタッフ公式
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[有釣天]タチウオ 「マズメ」狙い目 
3時間で9匹をゲット 
 名嘉山博
 磯から釣れる大多数の魚は朝夕の「マズメ」と呼ばれる時間帯に食いが集中する。マズメの中でも特に、朝日や夕日が水平線を通過するころ、分単位で周囲の明るさが変化していく時間帯にはウキ・カゴ・打ち込みとジャンルを問わず、魚信が出る可能性が高い。
 「今年もそろそろかな?」とソワソワする釣り人も多いタチウオ釣り。どうやら各地で釣れ始めているようだ。フィシュイーターで小魚などを追って漁港や汽水域で群れになって行動する魚。朝夕のマズメに入れ食いする。
 北中城村の金城和樹さんは一月前から浦添市牧港川河口でタチウオを狙ってテストフィッシング。13日には午前6時からスタートして30分後に80センチクラスをヒットさせた後、午前9時30分までに9匹。13日、20日にもタチウオをヒットさせている。ワームと呼ばれるゴム製の疑似餌を、針とオモリがセットになったジグヘッドにセットしてキャストする。鋭いタチウオの歯でボロボロになるが、8個前後入っているので傷ついたら交換する。「寒くなるこれからが本番です」と金城さんは教えてくれた。
 内湾の砂泥地を好むチヌ、潮ハケが良く透明度が高い場所に多いタマン、回遊性の魚で動く餌を追っていることの多いオニヒラアジ。いずれも、ベテランが狙いを絞るポイントは全く異なる3種の魚。季節の変わり目かな? それとも台風の影響かな? 3種の魚が同じ場所で釣れ話題となっている。
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13日、浦添市牧港川の河口で73・5、73、71センチ
のタチウオなど9匹を釣った金城和樹さん。6フィートの
ロッド、道糸PE1・5号、ママワーム(オレンジ/ピンク)
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21日、泡瀬漁港で40・3センチ、1・06キロ
のチヌを釣った島袋武士さん。餌はエビ
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21日、本部海岸で42・5センチのミーバイ
を釣った宮里一眞君(左)
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11日、恩納村瀬良垣の海岸でチン、タマン、オニヒラアジ
を釣った知名優佑さん。道糸PE8号、リーダー30号、
ハリス12号
 11日、うるま市の知名優佑さんは、いつもタマン狙いで訪れる恩納村瀬良垣の海岸水深1メートル前後を望む護岸からシガヤーダコの餌を10メートル先にチョイ投げ。台風の余波でリーフエッジは白波で騒がしい。北北西の風を背にした状態で海面を確認すると強い濁りで何かが釣れそうな予感。すると、午後1時に意外な魚のヒット、恩納村ではあまり数釣れないチヌの40センチ弱だ。取り込み後に同じ場所にシガヤーダコを送り込むと、5分後に55センチ、1・9キロのオニヒラアジが釣れた。午後4時には2・78キロのタマン、全く同じ場所で、珍しい三者の共演。こんなことがあるから釣りは面白い。
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21日、那覇市三重城の海岸で50.4センチ
のカマスを釣った仲田健人さん
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20日、うるま市の天願海岸で42・1センチ、1・2キロ
のチヌを釣った城間啓二さん  
 (釣りPower)
  沖縄タイムス

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