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最高潮 まつり最終日(石垣島・沖縄)

2012年11月5日 - スタッフ公式
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市民大パレードで最高潮 石垣島まつり最終日
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市制施行65周年を祝う友好都市も花添える
 第48回石垣島まつり2012は最終日の4日、ハイライトの市民大パレードが市役所通りで行われ、50近い団体から2000人以上が参加した。
前半はあいにく雨天となったが、沿道には大勢の見物客が詰めかけ、雨にぬれながら演舞をする人たちに温かい拍手と声援を送った。真栄里公園は郷土芸能の舞台発表や石垣市の65歳の誕生会で盛り上がった。
パレードを含めた来場者は延べ3万人(主催者発表)。フィナーレは、約350発の打ち上げ花火が夜空を彩った。
 パレードは午前11時、新川小学校をスタート。横断幕に続き、今年は石垣第二中学校マーチングバンドが先導した。市内8小学校の鼓笛隊やエイサー、13団体の旗頭、各団体の趣向を凝らした演舞が次々と繰り広げられた。
 友好都市の北海道稚内市から訪れた市民交流団のメンバーら60人は創作ダンス「南極おどり」を披露。「稚内にもお越し下さい」とPRした。参加した男性は「稚内は9度くらいなので暑いくらいです」と話し、南国の暖かさに動きも軽快。愛知県犬山商工会議所の「夢っ娘」、岡崎市のグレート家康公「葵」武将隊、岩手県盛岡市の「さんさ好み」もパレードに花を添えた。
 県建設産業団体連合会と台湾の復興航空は飛行機の模型を行進させ、新石垣空港への期待を表現。石垣市民踊愛好会は「新空港は夢ひらく」の曲に乗せて新空港の開港に夢を託した。最後は総勢100人余の琉球國祭り太鼓が勇壮な舞いでパレードを締めくくった。
 一方、真栄里公園では親善友好都市芸能団の演技、大工哲弘さんのライブ、郷土芸能の夕べ特別公演があり、会場の人たちも踊ったり、手拍子を送ったりして舞台芸能を満喫した。
 打ち上げ花火のカウンダウンを前に司会と中山義隆市長の音頭で「誕生日のうた」を合唱、くす玉を割って市制施行65周年の節目を祝った。打ち上げ花火には、何度もどよめきと拍手が起きた。
  八重山毎日新聞

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