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ユークイ 地域の安泰を祈願(宮古島・沖縄)

2012年11月6日 - スタッフ公式
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平良西原でユークイ 地域の安泰を祈願
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伝統祭祀「ユークイ」で神歌を歌いながら集落内を巡る
白装束姿の神女=5日、宮古島市・平良西原
 【宮古島】宮古の豊年祈願の伝統祭祀さいし「ユークイ」が旧暦の9月吉日に合わせて4日から3日間、宮古島市の平良西原集落で開かれている。
5日午前、前日から地域のウパルズ御嶽に一晩こもった神女3人が、白装束姿で集落内の御嶽を回り、地域内の安泰を祈願した。
 ユークイは、豊かさを招き寄せるという祭祀。ユークインマなどと呼ばれる神女が、地域の聖地であるウパルズ御嶽で夜を徹して祈りをささげ、神歌を歌って後、地域内を巡る。
 ウパルズ御嶽から出て来た3人の神女が、両手に手草(テフサ)を持ち、頭にシイノキカズラで編んだ草冠(カウス)をまとった白装束姿で地域内を巡拝。
豊かさが満ちるようにという意味を込めて「ヨーンテール、ヨーンテール」と神歌を歌い、集落内を歩いた。
 この祭祀は近年、神女の担い手が減少する傾向にあり、存続が危ぶまれている。
  沖縄タイムス

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