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電動バイクの県内普及に力(OKINAWA)

2012年11月8日 - スタッフ公式
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ワールド社とテラ社、電動バイクの県内普及に力
 自動車修理工具などのネット販売を手掛けるワールドワイド&カンパニー(那覇市、仲村成昭社長)は7日、電動バイクメーカーのテラモーターズ(東京都、徳重徹CEO)と業務提携したと発表した。中国にあるテラ社の海外生産工場から直接沖縄にバイクをコンテナ輸送し、ワールド社が県内でメンテナンス・販売を行う。
 同日、県庁で会見した仲村社長は「電動バイクは認知度の低さや本土からの輸送コストがかかることで普及が進まなかった。業務提携により一括して仕入れることができ、普及につなげたい」と話した。県内の取引先における整備拠点も増やしていく予定。
 テラ社の電動バイクは、ガソリン二輪車の50ccスクーターと同様のタイプで、バッテリーと電気モーターで走る。家庭用の100ボルトコンセントで充電が可能。同社は関東地区を中心に国内で年間約3千台を販売しており、電動バイクの国内シェアは約40%。
 沖縄県内での販売は初めてで、初年度は300~500台の売り上げを目指す。今後は、ホームセンターや観光関連業などでの販売網も拡大し、沖縄を拠点にアジアへの販路拡大も視野に事業展開も検討していくという。
 徳重CEOは「沖縄には電動バイクのニーズがあると思う。排ガスがなくクリーンな乗り物で、観光地にマッチする。リゾート地でのレンタルバイクとしての需要もあり普及の可能性がある」とPR。来春にはEV三輪(5人乗り)の販売も予定している。
  沖縄タイムス

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