白と深紅鮮やかにローゼル咲く
近年、 ハーブティーの材料として宮古でも栽培されているローゼルが開花と収穫の時季を迎えている。
燃えるような深紅の蕾や枝の中に咲くクリーム色の花がひときわ目立つ。
ことしは台風の接近が多く、 被害を受けた場所も目立ち
出荷が遅れているようだ。
蕾の萼 (がく) や苞の部分を煎じると鮮やかな
ルビー色のお茶になる。
クエン酸が多くビタミンC、 アントシアニン、 鉄分なども含むため疲労回復に良いとされている。 宮古では蕾を乾燥させたお茶やジャムなどの商品が増えている。
城辺花切で蕾を収穫していた栽培農家は 「ことしは台風で多くの木がやられた。 遅く植えたものだけが、 いま収穫できている」 と話していた。
宮古新報