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重箱作った 主婦ら手ほどき(読谷・沖縄)

2012年11月14日 - スタッフ公式
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木更津東高、重箱作った 主婦ら手ほどき
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読谷の女性たちから沖縄の郷土料理を教わる
木更津東高校の生徒ら=読谷村大木・ふれあい市
 【読谷】千葉県から修学旅行で沖縄を訪れた木更津東高校家政科の生徒37人が12日、地産地消の体験学習を通して、村民と交流した。
生徒らは村の婦人会卒業メンバーがつくる「大木ふれあい市」と楚辺公民館婦人会の2カ所で、村内の女性たちと一緒に沖縄の郷土料理に挑戦。
同校は初の試みに「沖縄の人と直接ふれ合い、沖縄の気候と風土を取り入れた料理を体験することで、食生活や食文化を学べる」と意義を語った。
 ふれあい市では、沖縄の年中行事でおなじみの重箱料理に挑んだ。地元の女性たちから手ほどきを受けながら、読谷特産の紅イモや豆腐、魚の天ぷらを揚げ、昆布を結び、ゴボウを煮込んだ。
 ふれあい市代表の牧門(まきじょう)澄子さん(72)は「みんな動きもいいし、考えながら、ちゃんと作ってくれた」と生徒たちを褒めた。
 苅込千紗花(かりこみちさか)さん(17)は「初めて作ったおもちが面白かった」と笑顔。岡本理沙さん(16)は「初めてゆし豆腐を見た。おばあちゃんたちの会話が楽しかった」とうれしそうだった。
 ふれあい市では調理場に隣接する牧門さんの自宅で試食。トートーメーにみんなで手を合わせて、沖縄の生活習慣も体験した。
 楚辺婦人会では会長の高安美和子さん(62)らが楚辺ポーポーやソーキ汁、ニンジンシリシリーなどを指導した。
 担任の進藤和枝教諭は「おもてなしの心が温かかった。成果を持ち帰って家政科の授業や調理実習に生かしたい」と話していた。
  
  沖縄タイムス

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