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地下ダムに関心 (宮古島・沖縄)

2012年11月23日 - スタッフ公式
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地下ダムに関心 全国土地改良区大会、宮古島視察
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 第35回全国土地改良大会沖縄大会 (主催・同事業団体連合会など) の関連行事として宮古島事業視察が22日、 城辺福里の地下ダム資料館などで行われた。
全国各地の土地改良事業団などから240人が来島し、 地下ダムをはじめ関連する施設や基盤整備事業を視察した。 参加者たちは、 本土にはない地下ダムを活用した農業振興に強い興味と関心を示していた。
 このうち地下ダム資料館では午前11時過ぎから、 バスに分乗した参加者が次々と訪れ、 地下ダムの構造や工法、 建設経緯などの説明を受けていた。
参加者側からも 「地下ダムの供用開始で生産性はどれぐらい上がったか」 「賦課金はいくらか。 運営は賄えるのか」 「自然生態系への影響は」 をはじめ、 サトウキビの施肥量や肥料の種類、 連作障害、 病害虫対策など専門的な質問を出していた。
 地下ダム資料館の他、 城辺仲原で行われている地下ダム止水壁の工事現場、 平良西原のほ場整備地区などを視察。 水土里ネット愛知から参加した早川清春さんは 「本土にはないもの。 自然の地形を農業に利用した先人の考え方が今なお生きており、 とても良いと思う」 と感想を話した。
 また同資料館では宮古土地改良区が黒糖やサータアンダギー、 モズク天ぷら、 泡盛など特産品で歓迎。 今回の視察は県内5地域で行われたが宮古への参加者が最も多く、 同改良区の仲間克理事長は 「目的はもちろん地下ダムや農業振興だが、 観光にも役立つものだと思う。 今後の観光にもつながるよう海の良さなども案内したい」 と話した。
  宮古新報

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