134人がハツラツと演技 老人芸能大会
会場は超満員の観客
八重山地区老人クラブ連合会(嵩本安意会長)主催の第34回老人芸能大会は25日午後、市民会館大ホールで行われ、郡内12の老人クラブから134人が出演、会場は立ち見も出るほど盛況さで、観客はお年寄りたちの芸に惜しみない拍手を送った。
健康で活力ある長寿社会づくりに貢献することを目的に毎年開催されており、今回の出演者の平均年齢は72歳、最高齢は83歳。ユニークな所作で会場の笑いを誘うなど、はつらつとした演技を披露した。
このうち、県老人クラブ連合会創立50周年記念芸能の祭典に八重山地区代表として出演する祖納老人クラブ(那良伊知子さんら7人)は厳かな「仲良田節」を披露した。
平得老人クラブ(東田盛正さんら16人)は、子守や田植えの昔の様子を再現しながらジラバを切々と歌い上げた。与那国町老人クラブ連合会(崎原一子さんら5人)は「上海の花売娘」に女装した男性も出演した。
八重山毎日新聞