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アミ族のタバラン校訪問 (台湾・与那国)

2012年11月29日 - スタッフ公式
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アミ族のタバラン校訪問
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 与那国町の小学6年生15人が28日午前、台湾花蓮県の小学校と交流するため、与那国を出発した。
児童たちは29日、台湾東部の花蓮県にある太巴■(タバラン)小学校を訪れ、先住民の伝統的な衣服を着る体験などを通じて交流を深めることにしている。
同町の小学生が訪台して現地の小学生と交流するのは2011年6月の久部良小6年生に続いて2回目。
 同校は花蓮市から約50キロ南にある光復郷にあり、日本統治下の1904(明治37)年、太巴■公学校として開校。
アミ族の子どもが多く通い、今回の交流では、アミ族の伝統工芸に挑戦するプログラムやアミ族の伝統的な家屋の見学なども盛り込まれている。
キックベースボールのようなレクリエーションによる交流も行う。
 与那国の小学6年生15人と付き添いの教職員ら合わせて22人は29日に那覇から訪台し、その日のうちに花蓮入り。30日に同校を訪問し、12月1日に台北市内を見学したあと、同月2日に与那国に戻る。
 児童たちは事前学習で自己紹介用の簡単な中国語を学んでおり、与那国小の仲本泰洋君(12)は「台湾の小学生と仲良く交流したい。台湾の言葉で会話できれば」と話す。
同校の岩下菜月さん(11)は「キックベースが楽しみ。
夜市でおいしいものを食べてみたい」と話した。
 与那国町と花蓮市は今年、姉妹都市締結から30周年。
今回の交流は、9月に花蓮市で開かれた30周年記念シンポで討論者を務めた花蓮高級女子中学(女子高校)の張宏達教諭の仲介によるもの。
  八重山毎日新聞

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