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「南方鰹漁の軌跡」  (宮古島・伊良部佐良浜)

2012年12月1日 - スタッフ公式
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「南方鰹漁の軌跡」出版祝賀会盛大に
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著書の出版を祝うとともに、 鰹漁の継承・発展を祈念する
参加者たち=前里添多目的施設
 佐良浜のカツオ漁の起源と南海でカツオを追った漁師たちの業績を記した 「佐良浜漁師達の南方鰹漁の軌跡」=写真= (発行・宮古島市地域おこし研究所) の出版祝賀会が30日、 前里添多目的施設で開かれた。 多くの関係者が集い、 同書籍の出版を祝うとともに、 伝統のカツオ漁の継承・発展を願った。 著者の仲間明典さんは 「佐良浜漁師の南方での業績、 カツオ漁と共に生きた先人の努力と思いを後世に伝えることができれば」 と期待を込めた。
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  =写真=
 祝賀会を企画した久高正春実行委員長は 「昔は南方漁が県内の6割を占めるなど、 戦後の島の経済を大きく潤した。
この本はカツオ漁の歴史と業績を記した第1級の資料に仕上がっている。 活用して島おこしにつながるよう期待している」 とあいさつした。
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   仲間明典さん
 著者の仲間さんは 「先人への感謝、 島に恩恵と繁栄をもたらした鰹に敬意を込め、 頓首の思いで綴った。 先人たちの努力を記すことで、 これからのカツオ漁を担う若い世代に夢を捨ててはいけないことを伝えたい」 と語った。
 祝賀会では池間島のカツオ風土記 「カツオ万歳」 著者の川上哲也さんらが祝辞を述べたほか、 友利義文伊良部漁協組合長らが乾杯の音頭をとり、 出版を盛大に祝った。
 同書では沖縄における鰹漁のはじまりや、 戦前の南方鰹漁、 戦中や戦時下、 戦後の南方鰹漁、 尖閣諸島での鰹漁などの記録のほか、 当時の宮古の水産業などについて細かく記されている。 定価は1200円。
  同書籍に関する問い合わせは
   宮古島市地域おこし研究所
   (電話、 FAX78・3515、
  メールnakama-a@miyako-ma.jp) まで。
  宮古新報

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