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三線 (OKINAWA)

2012年12月1日 - スタッフ公式
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三線 県伝統工芸品に指定
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三線の県伝統工芸製品指定の通知書を交付された県三線製作事業協同組合の又吉真也代表理事(前列左から3人目)ら
=30日、県庁
 県は30日、14世紀に中国から伝来し沖縄独自の楽器として発展してきた三線を県伝統工芸製品に指定した。同日、県商工労働部の平良敏昭部長が県三線製作事業協同組合の又吉真也代表理事に通知書を交付した。
26品目の指定となり、県の諮問機関、県工芸産業振興審議会から「伝統芸能に不可欠な楽器で日常性価値に深く根ざした県民の精神文化を象徴する工芸品」として評価された。
 又吉代表理事は「先輩たちは何年も前から今日という日が来るのを待ち望んでいた。三線制作に磨きを掛け、その名に恥じないよう技術を高めて頑張りたい」とあいさつ。
念願の通知書交付を受け、同組合に所属する三線職人らが
「かぎやで風」を演奏し、喜びを表した。
 三線は外国産の安価な製品が市場に出回り、県内制作事業所の収益を圧迫している。県内産の伝統的な技術・技法を継承した三線のブランド力を高め、外国産との差別化を図ろうと、同協同組合が8月に、指定を申し出ていた。
 3回の専門部会と2回の審議会が開かれ、日常生活用品としての利用や、製造過程の手工業の割合、80年以上の歴史を持つのを条件とした伝統的な技術、技法などを審査。11月9日、指定がふさわしいと県に答申していた。
  沖縄タイムス

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