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PAC3石垣着、 (OKINAWA)

2012年12月6日 - スタッフ公式
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PAC3石垣着、発射機など設置
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海自輸送鑑「くにさき」から石垣港に降ろされるPAC3車両
=5日、同港
 【石垣】北朝鮮によるミサイル発射に備え、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を積んだ海上自衛隊の輸送鑑「くにさき」が5日午後2時20分すぎ、石垣港に到着した。発射機などを搭載した車両約30台は同艦から降ろされた後、石垣市街地を経由して展開地の埋め立て地「新港地区」に移動。航空、陸上自衛隊員らがレーダーや発射機の設置や宿営作業を開始した。
 石垣空港には同日、C1、C130両輸送機が計11回飛来し、隊員らが続々と石垣入りした。関係者によると、配備人数は前回発射時と同様の400~500人規模になるとみられる。
 PAC3の全車両は午後5時までに新港地区に入り、同地区海側には発射機2機が並んだ。市街地と唯一つながる「サザンゲートブリッジ」は午後3~5時の間、封鎖された。
 発射機を積んだ車両が市街地を通るのを見た市内の会社員男性(59)は「物々しい感じだ。落下するかどうかも分からないのに、ここまでしないといけないのか」と戸惑った表情を見せた。
 PAC3を搭載した輸送艦は6日、沖縄本島の中城湾港新港地区と宮古島市の平良港下崎地区にも到着する。
「危機対策」本部 宮古島市が設置
 【宮古島】
北朝鮮の事実上のミサイル発射に備え、宮古島市は5日、下地敏彦市長を本部長とする市危機管理対策本部を同市役所内に立ち上げた。
 同日の会議では、発射予定の期間中、情報収集のため自衛隊員が市役所に待機することが報告された。落下物などがあった場合、消防など関係機関の協力を得て確認作業を行うなどの対応を協議した。
那覇も本部設置
南城きょう立ち上げ
 那覇市でも5日、北朝鮮による事実上のミサイル発射予告を受けた市危機管理対策本部(本部長・翁長雄志市長)を設置し、市幹部らが発射時の対応について情報を共有した。
 情報伝達については、緊急情報を携帯電話に一斉配信する「エリアメール」が効果的だとし、県に対して一括送信の対応を要望した。市によると、発射予告の期間中に修学旅行で市内を訪れる予定の学校から、情報収集の方法などについての問い合わせがあったという。
 南城市は6日に危機管理対策本部を立ち上げる。
 沖縄タイムス

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