メニュー

パラ五輪選手が講習会 (OKINAWA)

2012年12月10日 - スタッフ公式
LINEで送る
Pocket

パラ五輪選手が講習会 きょう車いすマラソン
null
グローブの形状などをアドバイスする洞ノ上さん(左)
=8日、宜野湾市立グラウンド
 【宜野湾】第24回ぎのわん車いすマラソン大会(主催・同実行委員会)は9日、宜野湾海浜公園を主会場に開かれる。ハーフ(21・0975キロ)、5キロ、1・5キロトリムの3部門に253人が挑む。大会前日の8日、市立グラウンドで、パラリンピック日本代表の洞ノ上(ほきのうえ)浩太さん(38)による講習会があった。洞ノ上さんは、ハーフに出場する。
 洞ノ上さんは2000年3月、バイク事故で脊髄を損傷し、車いすの生活となった。2年後、知人の勧めで車いすマラソンを始め、05年の北京パラ五輪のフルマラソンで5位、今年のロンドンパラ五輪でも6位になった。
 講習会には、ハーフの部に出場する県内外の8選手が参加。洞ノ上さんは参加者と一緒に400メートルトラックを回りながら、フォームや車輪をつかんで離すポイントなどを的確に指導した。
 洞ノ上さんは「自分のイメージするフォームと、実際のフォームは違う。きれいで、しっかり力を伝え、推進力に変えるこつを教えた」と説明。「速く走りたいのなら楽にやるのではなく、自分が疲れるこぎ方で練習してほしい」と呼び掛けた。
 沖縄市から参加した山入端依子さん(50)は「洞ノ上さんのチェックで、改善しなければいけない部分が分かった。10月の大分国際車いすマラソン大会で出した記録は不本意だったので、あすは2分以上縮めたい」と意気込んだ。
  沖縄タイムス

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です