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センダン、青々と回復 (瀬喜田・沖縄)

2012年12月13日 - スタッフ公式
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センダン、青々と回復 9月の台風で被害Tweet
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 【名護】
市立瀬喜田小学校(伊差川安秀校長、児童58人)の市文化財に指定されているセンダンの木が、12月に入っても青々と葉を茂らせている=写真。
9月に相次いだ台風で葉は全て落ちたが、10月中旬から若葉が芽吹き始めた。樹齢104年のセンダンの回復力に、児童も「この木は強いんだよ」と自慢げだ。
 センダンは1907年の学制改革を記念し、その翌年に同校の4、5年生が植樹。樹高約10メートルの木が伸ばす枝葉は大きな影をつくり、児童の遊び場などになっている。
 9月末の台風17号では葉が全て落ち、枝をつるしているワイヤも切れた。
10月7日の運動会では、落葉後のようだったという。
野原樹さん(5年)、比嘉乙葉さん(4年)、尾渕由衣さん(同)は「この時期になると葉が落ちて掃除が大変だけど、ことしは珍しい。百歳を超えているのに強い」と話していた。
 伊差川校長は「学校のシンボルのセンダンのように、子どもたちも、しなやかに強くたくましく育ってほしい」と、児童の成長と重ね合わせていた。
  沖縄タイムス

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