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ペルーに響く 沖縄音楽 (OKINAWA)

2012年12月17日 - スタッフ公式
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[ペルー]ペルーに響く 沖縄音楽
宮沢さんプロデュース 初の海外公演 null
ペルーでの公演を大盛況のうちに終えた宮沢和史さん(右から2人目)、アルベルト城間さん(同4人目)ら=リマ市・日秘文化会館大ホール
 【仲宗根フェルナンド通信員】11日、リマの日秘文化会館大ホールは超満員、割れんばかりの拍手と感動の嵐に包まれた。
歌手の宮沢和史さんがプロデュースし、アルベルト城間さん、クラウディア大城さん、エリック福崎さんらと創り上げるニッポニア・イン・ペルー2012の公演だ。
リマを中心に近隣からもやって来た日系の聴衆の間からは
多くの涙も垣間見えた。
 公演は、宮沢さんが、世界中の日系移民たちがそれぞれの国で大切に育み続けている日本の歌への思いに感動し、日本に住む日系アーティストたちと「世界に愛される日本の歌」とその心を一つのステージにまとめ上げたもの。
これまでに沖縄をはじめ、国内各地で公演してきたが、
今回が初の海外公演となった。
 リマ公演では、企画の実現に最大限尽力した安座間ヨシカズさんを中心に、ペルーの日系人社会が総力を挙げて取り組んできた。
 バンドはリマの若い日系人アーティストたちで編成。
ディアマンテスに在籍したハイメ新垣さんを中心に約2カ月間、
練習を積んできた。アマチュアとは思えない素晴らしいサウンドがステージいっぱいに鳴り響いた。
 日秘会館で行われた打ち上げ会で涙を浮かべた安座間さんは、バンドのメンバーやステージを創り上げるため寝る間も惜しんで努力を続けてきたスタッフたちを紹介。
その光景に宮沢さんは「この姿勢、人を思いやるこの当たり前のことをわれわれは日常的に忘れているのかも…」とつぶやいた。
 「思いやり」の精神から生まれた圧倒的な団結力、宮沢さんプロデュースのニッポニアは、ステージの素晴らしさに加えてこの団結力が大成功を導き出したのだろう。
  沖縄タイムス

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