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読谷、残り1分逆転V 中学ラグビー(沖縄)

2012年12月17日 - スタッフ公式
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読谷、残り1分逆転V KBC杯中学ラグビーTweet
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読谷―美東 後半4分、読谷の松田響(左)が中央にトライを
決める=県総合運動公園陸上競技場(城間陽介撮影)
 第46回KBC杯ラグビー祭り(中学の部)決勝が16日、県総合運動公園陸上競技場で行われ、読谷が20-19で美東を下し、優勝した。
 読谷は2点を追う後半残り1分で、松田響(とよむ)主将がPKを決めて、逆転勝ちを収めた。
松田 劇的PK
 互いにトライを奪い合うシーソーゲームとなった決勝は読谷が美東を下し、栄冠に輝いた。
 2点ビハインドの後半残り1分、読谷は松田響(とよむ)主将の劇的なPKで逆転勝利を収め、10月の名護市長杯に続き、2冠を達成した。
 城間一城監督は「ディフェンスでプレッシャーをかけることを徹底させたことが、最後に生きた。3年生が要所でいいプレーをした」と、中学最後の大会で力を発揮した5人をたたえた。
 美東にはこのチームになって公式戦で未勝利の難敵。
 松田主将は「4月の大会で負けていたので、リベンジできてうれしい。走り負けないように最後まで粘ることができた」と、1トライ2ゴールの活躍で勝利に貢献。有終の美で締めくくり、満足げだった。
 FW唯一の3年生、佐久田直が、2年生をうまくコントロールし、FW陣を中心に一丸となった押しから2度のトライを奪った。
 数日前に祖母を亡くし、精神的に不安定な状態だったという佐久田だったが「みんな気合が入っていたので自分も頑張れた。(祖母に)『勝ったよ』と報告したい」と、声を詰まらせながら、優勝を喜んだ。(石川亮太)
  沖縄タイムス

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