メニュー

 熱く持論、対決姿勢も (OKINAWA)

2012年12月18日 - スタッフ公式
LINEで送る
Pocket

衆院当選7氏 熱く持論、対決姿勢も
null
質問に対し、カードで賛否を示す当選者
=17日午前、那覇市久茂地・沖縄タイムス社
 当選から一夜明けた17日、沖縄タイムスの座談会にそろった7氏は、晴れやかな表情を見せた。しかし、政策論になると、和やかムードは一変。同じ選挙区で戦った者同士、論争になる場面もあった。
 マルかバツかで答える基地問題の質問には、自民党の3氏が「そんなに単純じゃない」と困惑。カードの表と裏を交互に示したり、どちらも見えないように、カメラに向かって垂直に示したりする場面があった。
 新人3氏はそれぞれ、得意分野をアピール。「小泉チルドレン」など2期目の鬼門を乗り切れない例を聞かれ、
歯科医でもある比嘉奈津美さん(54)は「私は医療のプロ。専門分野がしっかりあるので、やっていける」と堂々と答えた。
 宮崎政久さん(47)は「新人だが、県の顧問弁護士として振興新法に関わった」と強調。基地問題で党本部とねじれた場合、離党も覚悟するかと聞かれ、「適切な質問じゃない」と法廷のように“異議あり”を申し出た。
国場幸之助さん(39)は、「前回負けてから有権者と会った数があり、交わしてきた言葉がある」と自信を見せた。
 一方、返り咲きとなった西銘恒三郎さん(58)は「生まれ変わったような感じ。大暴れしたい」と腕まくり。
4選の照屋寛徳さん(67)は「ウチナーの未来はウチナーンチュが決める」と、決めぜりふを披露した。
 国場さんが「与那国には警官の拳銃2丁だけ」と自衛隊配備に賛成したのに対し、同じ1区の赤嶺政賢さん(64)は「その2丁で何もなかった」と突っ込んだ。論争は司会に取りなされたが、「巨大与党と対決していく」と決意を示した。
 「ブービー賞でした」と笑いを誘ったのは玉城デニーさん(53)。全国で最後から2番目に議席を確保し、「沖縄のために身を賭して頑張る」と力を込めた。
  沖縄タイムス

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です