メニュー

多良間村公民館まつり、アルベルト講演 (宮古島。沖縄)

2012年12月18日 - スタッフ公式
LINEで送る
Pocket

多良間村公民館まつり、アルベルト城間さん講演
null
【多良間】多良間村公民館まつり (主催・同村教育委員会) の一環として15日夜、 同公民館でディアマンティスのアルベルト城間さんによる人権啓発講演会が行われた。
ペルーの3世として言葉や文化の違う日本での苦労、 音楽によって受け入れてくれた沖縄での体験などを通して人権の大切さを語った。
同バンドの曲や南米の音楽などの演奏も交えて賑やかで楽しい講演会になった。
 城間さんは 「日本の歌を唄いたい」 と20歳で歌手を目指して日本に来たが、 東京での生活に馴染めず沖縄でもアルバイト先の居酒屋では言葉が上手くしゃべれず苦労をしたという。
だが店でペルーの音楽を唄ったところ喜ばれ 「言葉が分からなくても僕の歌を受け入れてくれた。
自分の故郷のことを喜んでもらえ、 ペルー人であることが誇らしかった」 という。
  「イチャリバチョーデーという言葉は生きた言葉でウソはない」 と城間さん。
沖縄では 「祭りがあれば平和だということ。 大人や子どもが互いに顔を合わせる場所、 機会があることが人権を守れる機会だと思う」 と話し、 最後に 「第2の故郷を与えてくれた祖父母に感謝を込めて」 と 「片手に三線を」 を歌った。
 城間さんは、 ペルー民謡の 「コンドルは飛んでいく」 やディアマンティスの曲を演奏。 「琉神マブヤー」 を歌うと子供たちは大喜びではしゃいでいた。 会場からのリクエストも歌い、 握手やサイン、 記念撮影にも快く応じていた。
  宮古新報

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です