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辺野古評価書: 一斉に批判(OKINAWA)

2012年12月19日 - スタッフ公式
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辺野古評価書:県関係議員 一斉に批判Tweet
 県などへの補正評価書提出に対し、米軍普天間飛行場の県外移設などを訴え16日の衆院選で当選した7氏と県関係国会議員らは18日、県民感情を無視した政府対応を厳しく批判した。
 国場幸之助氏(自民)は「当選者は県外移設を訴えており、火に油を注ぐようなタイミングだ」と批判。「辺野古移設は問題の先送りであり、県外移設を検討することが近道だとあらためて訴える」と述べた。
 照屋寛徳氏(社民)は、今回の評価書提出を「現政権と新政権の共謀」と指摘。自民の当選者が「県外移設」を貫けるか疑わしいとし「約束を守れなければ来年の参院選で有権者のしっぺ返しが待っている」とくぎを刺した。
 比嘉奈津美氏(自民)は「県外移設は3区の民意。国民にしっかり伝えたい」と決意を語った。西銘恒三郎氏(自民)は「政権交代で新内閣が発足してから判断すべき問題ではないか」と提出のタイミングを疑問視した。
 赤嶺政賢氏(共産)は「強権的に推し進めると必ず破綻する」と警告。現況調査に海上自衛隊の掃海母艦が派遣されたことや、集まったデータの信頼性に専門家が疑問を抱いていることを念頭に怒りをにじませた。
 宮崎政久氏(自民)は「民主党政権のこのような行動はいかがなものか。県外移設を求める立場からすると提出は相いれない」と強調。
玉城デニー氏(未来)は「防衛・外務の両省が米国を意識した手法であり、断固として認められない。知事は怒りを込めて声明を出すべきだ」と注文した。
 糸数慶子参院議員(無所属)は、昨年末の評価書の未明搬入に触れ「今回の補正提出も、選挙が終わったばかりのどさくさを狙ってきた。あいかわらず姑息(こそく)なやり方だ」。
島尻安伊子参院議員(自民)は「県や県議会も県外を求めている。もう一度自民党内で議論する必要があると思う」と述べた。
 山内徳信参院議員(社民)は「一寸の虫にも五分の魂のはず。県民の人権を無視する行為で、あまりに無礼だ」と憤る。
「知事が政府になびくことはますます難しい。
政府が思っているほど簡単ではない」と
オール沖縄の闘いをあらためて呼び掛けた。
  沖縄タイムス

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