メニュー

辺野古埋め立て申請、防衛省 (OKINAWA)

2012年12月21日 - スタッフ公式
LINEで送る
Pocket

辺野古埋め立て申請、防衛省が業務委託
 防衛省が、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う
公有水面埋め立て承認申請に必要な設計などの資料作成業務を約1400万円で民間業者に委託していたことが20日、分かった。
委託期間は今年9月4日~来年3月29日まで。業者側は資料をまだ同省へ提出しておらず、申請に向けた準備は整っていないが、同省は環境影響評価(アセスメント)の評価書を補正していた早い段階から申請を見据えていたことになる。
 防衛省筋は「(委託期限の)3月より前に資料が作成される
 場合もある」としている。
 武田博史沖縄防衛局長は20日の定例記者会見で申請時期に関し「相応の作業を要するものがある。年内提出は物理的に難しい」と述べた。
 一方、武田氏は辺野古移設に伴うアセスにかかった総額が63億600万円に上ることを明らかにした。
 2006年度から始まったアセスは辺野古周辺での現況調査に約33億円、08年度に追加調査で約20億円を費やしたが、移設先見直しに着手した民主党政権誕生後はアセス手続きが一時中断され10、11両年度は支出ゼロだった。
 そのほか07年度約6億6千万円、09年度約1億3千万円、12年度約1億6千万円。
 武田氏は県への埋め立て申請方法について、補正後のアセス評価書と同様、必要書類を担当部署へ手渡す考えを示した。補正評価書は21日にもホームページに掲載するとした。
(西江昭吾)
  沖縄タイムス

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です