北風にゆらり 伊江島 スイセン見頃
スイセンの花が風に揺られ甘い香りが漂う「すいせんの里」
=20日、伊江村西江上
【伊江】
伊江村川平区の内間俊和さん(65)所有の「すいせんの里」でことしもスイセンの花が咲き誇り、村民や観光客の目を楽しませている。
畑は、同村西江上の伊江島空港と北海岸にある水源地「湧出(ワジー)」入り口近くの2カ所ある。
ことしは例年より遅い12月上旬ごろから咲き始め、一面に広がるスイセンが北風にゆらゆらと揺れ、かわいらしい黄色と白の花びらが映える。周囲の畑ではマーナ(菜の花)も見頃。辺りには甘い香りが漂い、心が癒やされる。
内間さんは村内で「内間薬局」を経営する傍ら、花があふれる島にしようと30年ほど前からスイセンを植え始めた。
「かれんな花と甘い香りを楽しんでほしい」と話した。
見頃は1月上旬までで、花摘みもできる(有料)。
問い合わせは
内間薬局 (電話)0980(49)2123。
(金城幸人通信員)
琉球新報