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 緊急告知に予想以上の反響 (八重山・沖縄)

2012年12月25日 - スタッフ公式
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商品PRにフェイスブック活用 緊急告知に予想以上の反響波及効果、可能性に期待null
 石垣市公設市場がソーシャルメディアのひとつ、フェイスブック(FB)を活用して市場の売り込みをかけている。2011年6月にFBページを開設して以来、毎日のように商品情報を更新。11月29日の「いい肉の日」には、精肉店のタイムセールを緊急告知したところ、予想を上回る客が訪れた。告知手段としてFBの可能性に注目している。
 石垣市の指定管理者として管理運営する(株)タウンマネージメント石垣(TM石垣)によると、市場の入居は鮮魚店4、精肉店4、雑貨1、野菜5の計14業者。その日のショーケースに並ぶ商品の写真に説明文を加えてFBで情報を提供、利用者からも商品への問い合わせや商品にまつわる情報も寄せられている。
 同社のFBユーザー(登録者)は240人。「いい肉の日」のタイムセールは、石垣牛などの卸売り・小売りを行う金城冷凍食品と連携して午後5時から1時間、石垣肉の切り落とし200グラム入りパック商品800円を半額にして行った。午後3時に写真付きで情報発信。10パックほどを用意したが足りず、追加して40パックを販売した。
 TM石垣は「いい肉の日だからと試しにやってみたが、これだけ効果があるとは」と驚き、同食品の金城幸喜さん(35)も「予想以上の客。反響が大きかった。若い層が多く、初めて来る人もいた。白保からも来てくれた」と目を丸くした。
 これまでネットに関心のなかった金城さんも「本を買ったり、人から聞いたりして情報を集めている」と関心を持ち始めている。「クリスマスの日にも何か企画したい。うちはもうけはないけど、市場に来てくれる人が増えれば」と期待する。
 「FBは怖いところもあるが、上手に使えば告知手段として活用できる。今後、市場だけでなくユーグレナ内の店舗にも波及効果が出るのではないか」とTM石垣。今回の取り組みからヒントを得たようだ。
  八重山毎日新聞

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