幻想的な氷と光のショー 灯ろう祭り満喫
南の島の氷灯ろう祭り
いしゃなぎら青年会(玉代勢秀尚会長)の第13回南の島の氷灯ろう祭りが22日夜、宮鳥御嶽で開かれ、色とりどりに飾られた灯ろうが訪れた人たちを楽しませた。
灯ろう祭りは子どもたちに夢を与える地域おこしの一環として開催されており、今年は150本以上の灯ろうと北海道稚内市の「石垣島に雪だるまをプレゼントする会」(青木秀貴代表)から贈られた雪だるま10本も並べられた。
午後6時10分すぎ、点灯式が行われ、灯ろうとイルミネーションに明かりがともると、会場からは「おー」と歓声が上がった。
彩り鮮やかな灯ろうとイルミネーションを家族連れや地域住民らが思い思いに楽しんだ。
また、サンタクロースも登場。子どもたちにお菓子が配られ、一足早いクリスマスに子どもたちは大喜びだった。
玉代勢会長は「氷や雪に触れてもらい、いしゃなぎらの行事を皆さんに楽しんでもらいたい」と話した。
このほか、冷凍ミカン・バナナの早食い競走やバンド演奏、ダンス、アニメ上映会もあった。
会場を訪れた家族連れは「氷は冷たいけれど、キャンドルの明かりが温かさを感じさせ、とても穏やかな気分になる」と祭りを満喫していた。
八重山毎日新聞