秋田でアンガマを紹介
県教委派遣の大城教諭が講話
【秋田】
県教委から秋田市立仁井田小学校(阿部英子校長、児童624人)に派遣されている大城裕教諭=元大本小学校教諭=がこのほど、同市内の山王(さんのう)中学校(加賀屋宗篤校長)の2年生200人余りを前に沖縄の歴史や文化について講話した。
17日から沖縄で実施した修学旅行の事前学習として行ったもので、アンガマの映像や面を実際に使いながら八重山についても説明した。
大城教諭はパイナップルが台湾から沖縄に伝わって定着したことに触れながら、「パインは先人の異文化交流によってもたらされた」などと説明。
八重山には、国の特別天然記念物、カンムリワシなど沖縄本島では見られない生き物がいることや来年3月の新空港開港なども紹介した。
生徒たちは「石垣島には珍しい生き物や独特な風習があり、驚いた」「パインが台湾から石垣島へ伝わったことにびっくりした」などと感想を話していた。
秋田県は小学校と同様に中学校も全国学力テスト1位。
山王中は吹奏楽部の活躍で知られ、全国大会に県代表として33回出場し、金賞を受賞したことがある。
八重山毎日新聞