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米兵事件:沖縄関係閣僚ら遺憾の意

2012年12月29日 - スタッフ公式
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米兵事件:沖縄関係閣僚ら遺憾の意
 那覇市の中心地で発生した米海兵隊員による住居侵入事件に対し、県や県議会、関係首長らから一斉に抗議の声が上がった。
県は軍の規律に違反した米兵に対する内部処罰の公表を求めることを決めたほか、県議会も海兵隊司令官を議会に呼んで直接抗議することを検討しており、一向に止まらない米兵犯罪に対し、従来より厳しい対応を求める声が強まっている。また、安倍新政権の沖縄関係閣僚らも遺憾の意を表明し、再発防止を求める考えを示した。
 【東京】小野寺五典防衛相は28日、米海兵隊員による那覇市内での住居侵入事件について「決して軽い話ではない。仲井真弘多知事に申し訳ないと思う」との見解を示した。同省であった報道各社インタビューで述べた。仲井真知事は26日夜に小野寺氏を表敬訪問した際、米兵による相次ぐ事件・事故の再発防止を要請していた。
 小野寺氏は、事件を受けて同日午後、同省地方協力局長が在日米軍司令官に事件の再発防止を申し入れたことを明らかにし「これから沖縄に(基地負担の)理解をいただく中で、米側には(再発防止の)さらなる対応を求めていく」と述べた。
 沖縄側が求める日米地位協定の改定については、問題の担当は外務省としつつ「沖縄には防衛省職員が多くいる。地域の声を常に聞いている立場として、沖縄に近い立場で外務省に対応するよう要請したい」と述べるにとどめた。
 岸田文雄外相も28日の報道各社のインタビューで、「こういった事件が続発することについては大変遺憾なことであり、政府としてもしっかりとアメリカ側に対して改善を求めていかなければならない。これは当然のことだ」と述べ、米側に再発防止を働き掛ける姿勢を示した。
  沖縄タイムス

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