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 新春北部闘牛 (OKINAWA)

2013年1月3日 - スタッフ公式
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トラムクー、盤石 新春北部闘牛 null
新春北部闘牛大会 結びの一番。トラムクーパンダ(左)の強烈な押し込みを弓なりの体勢で食い止める与那嶺花形篤希号
=1日、今帰仁村営闘牛場
 2013年の幕開けを飾る恒例の“三が日闘牛”(沖縄タイムス社後援)が1、2両日、今帰仁村とうるま市で行われた。県内各地からの闘牛ファンや観光客など大勢の観客が詰め掛け、次々に繰り広げられた熱戦を満喫した。
 元日午後1時から今帰仁村営闘牛場で行われた新春北部闘牛大会(主催・北部闘牛組合)は野外闘牛。気温17度、曇り空で時折日が差す好天の下、次々に10組の対戦が繰り広げられた。
 対戦開始前の空気は寒さを感じる冷たさだったが、相次ぐ熱戦で会場内には次第に熱気が充満。どよめきや歓声が何度も起き、会場を埋めた約800人の観客は、延々3時間にわたって闘牛の迫力場面をたっぷりと堪能した。
 結びの一番に登場したトラムクーパンダは期待通りの強さを見せ、与那嶺花形篤希号を下した。序盤から積極的に前へ前へと押して出る展開をつくり、安定感たっぷりの戦い。昨年からの好調をキープしている篤希号もよく持ちこたえ、随所で反撃の腹取りを試みるが、ことごとく不発に終わった。
 防戦に追われた篤希号のスタミナが切れかかった8分40秒すぎ、トラムクーがここを勝機と渾身(こんしん)の押し込みを放つと、篤希号はたまらず敗走。ことし大きな飛躍が期待されているトラムクーが9勝目を挙げ、幸先良くことしのスタート場所を飾った。
 2番戦に出場した浜川闘神王も期待に違わぬ強さを発揮した。序盤から激しい突き、割り攻撃で竜輝若鷹丸を圧倒。わずか2分で文句なしの快勝を収め、会場を沸かせた。
  沖縄タイムス

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