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宮古空港利用、16・4%伸び (宮古島・沖縄)

2013年1月11日 - スタッフ公式
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12年の宮古空港利用127万人、前年比16・4%伸び
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年間利用者が大幅に増加した宮古空港の到着ロビー
=資料
 宮古島市空港管理事務所によると、 2012年の旅客利用実績は127万2774人で前年に比べて17万9104人、 16・4%の大幅増加となった。
東日本大震災からの回復に加え、 引き続き那覇─宮古への新規参入効果から需要を喚起しており、 同路線だけで利用者100万人を突破している。
一方、 12年度入域観光客数も12月末現在で30万人を超えており、 冬場団体ツアーの動向によっては40万人の大台が見えてきた。
 月別で見ると、 1月は9万1883人で12・2%増、 2月は9万9865人で20・6%増、 前年は東日本大震災の発生で減少した3月は11万7972人で36・4%増、 4月は10万1638人で36・6%増、 5月は9万5945人で32・0%増、 6月は10万2680人で38・4%増、 7月は12万260人と年間通して最も多く22・6%増となった。
 台風で欠航が相次いだ8月は10万5857人で6・8%増に止まった。
前年は新規参入で伸びた9月は11万2444人で0・2%増、 10月は11万3269人で4・3%減と唯一下回った。 県民体育大会などが開催された11月は11万1559人で14・7%増、 12月も9万9402人で3・4%の増加となった。
 路線別では那覇─宮古が109万2831人で19・5%増、 着陸回数も6545回で18・3%増えており、 3社就航による人数増加や運賃低下が利用を押し上げている。
石垣─宮古は5万6490人で6・3%減、 宮古─多良間は3万2900人で0・9%増、 羽田─宮古は7万6201人で1・6%減。 またチャーター便等は6438人で19%増となった。
 一方、 12年4月~12月の入域観光客累計は30万1779人で前年同期に比べて18・0%増加しており、 年間40万人を突破した10年度の同時期30万6222人の水準に迫っている。
特に下半期は10月が4万1755人で23・5%増となったほか、 11月が2万9958人で34・2%増、 12月が3万749人で47%増となった。
震災影響からの回復や那覇─宮古の3社体制、 修学旅行の増加などが主な要因に挙げられる。
1月以降の団体ツアー客数にもよるが、 3月には初のMТV野外フェスや日本弦楽器協会全国大会などのイベントがあり、 関係者は40万人達成に期待を寄せている。
  宮古新報

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