メニュー

 尖閣諸島開拓の日 (八重山・沖縄)

2013年1月15日 - スタッフ公式
LINEで送る
Pocket

戦時遭難者慰霊祭を 尖閣諸島開拓の日 null
学術調査も急務式典で市長ら決意  
日本政府が尖閣諸島を領土として編入することを閣議決定した1895(明治28)年の1月14日を石垣市議会が定めた「尖閣諸島開拓の日」の14日、石垣市は市民会館中ホールで式典を開き、中山義隆市長が「先人の苦難があって現在の領土の位置づけがある」として96(明治29)年に開拓した古賀辰四郎氏の功績をたたえる一方、「尖閣列島戦時遭難事件」の慰霊祭、動植物の学術調査、漁業や観光への利活用の必要性を訴えた。
 中山市長は式辞で「ヤギの繁殖で貴重な動植物の絶滅の危機が叫ばれており、学術調査が求められている」と訴えたほか、戦時遭難事件について「昭和44年、当時の市長が上陸して慰霊碑を建立し慰霊祭を行っているが、その後は行われていない。
政府には慰霊祭が実施できるよう特段の配慮を」と要望した。
 また、「尖閣諸島周辺の漁場として利活用を図り、観光遊覧事業を展開して地域の活性化を図りたい」と決意も述べた。
 総務大臣政務官の片山さつき氏は「地元の自治体が尖閣の状況を調べるのは当たり前。(上陸が)遅れないようにしたい」と述べ、西銘恒三郎衆議は「漁船の燃料費を国費で持つことも必要ではないか」と提起した。
 このほか、内閣府大臣政務官の島尻安伊子氏。仲井真弘多知事(代読)、伊良皆高信議長、八重山市町会副会長の外間守吉与那国町長、県選出の自民党国会議員、みんなの党の柿沢未途氏、民主党の原口一博氏、日本維新の会の三宅博氏らもあいさつ。
 三宅氏は「中国には道理や正義は通らない。力の信奉者の中国に対し、われわれの力を形としてみせなければならない。維新の会はいかなる犠牲を払っても守り抜く」と強調した。
 尖閣諸島開拓の日は、2010年12月議会で制定され、
式典は3度目。
  八重山毎日新聞

LINEで送る
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です