カジマヤーの3人を祝福 飛び入り交え、盛大に
【小浜】
小浜島のデイサービス「さみん」を利用している稲福ウメさんと大久千代さん、前泊ヒロさんが数え97歳のカジマヤーを迎え、8日、「さみん」で祝福を受けた。
利用者の家族や八重山病院付属小浜診療所の職員、隣近所の人たちの飛び入りもあり、盛大な祝宴となった。
竹富町社会福祉協議会の根原憲永会長がお祝いの言葉と表彰状を授与。小浜公民館の宮里彦一館長と町社会福祉協議会の前泊竹宏評議委員は「3人が同時にカジマヤーを迎えられたことは喜ばしい。
『さみん』も施設の改善が進み、とても良いデイサービスが行われている。これからも充実した介護支援をお願いしたい」とあいさつした。
舞台は「さみん」の職員による「かぎやで風」で座開きを行い、カジマヤーを迎えた大久さんは「港シャンソン」の日舞や、四つ竹を鳴らしての「大嵩節」や「まへーらつぃ」で喜びを表した。
つちだきくおさんのギター演奏で懐かしい歌を楽しんだり、根原会長が「花売り娘」を披露したりもした。
(小浜通信員)
八重山毎日新聞