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食べて走って満喫 (OKINAWA)

2013年1月21日 - スタッフ公式
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食べて走って風と光満喫 センチュリーランTweet
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エイドステーションでお目当てのスイーツを頬張り笑顔いっぱいの参加者=20日、恩納村・おんなの駅
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山岳のタイムトライアルで初代「美ら岳王」に輝いた武田祥典さん(左)、2位の佐喜真隆司さん(右)と嘉数昇明大会実行委員会会長=恩納村コミュニティーセンター
 【北部・中部】新春の沖縄を銀輪が彩った「美ら島オキナワセンチュリーラン2013」。舞台となった本島中・北部は絶好のサイクリング日和。県内外から参加したサイクリストは暖かな日差しとやわらかな風を肌で感じながら、特色ある三つのコースで思い思いの走りを楽しんだ。
初代山岳TT王に武田さん
 センチュリーコースの希望者を対象に今回初めて、名護市呉我橋-嵐山展望台の標高差80メートル、約2・3キロ区間の「山岳エリア」で、タイムトライアル(TT)が行われた。山形県の武田祥典(よしのり)さん(25)が出場者79人の頂点に立ち、初代「美ら岳王」に輝いた。
 武田さんは初来県での快挙。「山岳は得意だが、雪で十分な練習ができず優勝できると思わなかった。半袖で走れるぐらい気持ち良く、景色も楽しめた。連覇を目指したい」と話し、チャンピオンに贈られる特製ジャージーを着て喜んだ。
 2位の佐喜真隆司さん(35)=宜野湾市=は「悔しいが、来年の目標ができた」と雪辱を誓った。上位入賞者は次の通り。(敬称略)
 (1)武田祥典(山形県)6分0秒3(2)佐喜真隆司(宜野湾市)6分14秒4(3)座間味美行(沖縄市)6分14秒9(4)前田義裕(北海道)6分25秒9(5)河野竜也(那覇市)6分31秒6
絶景とスイーツ 完走後押し 
エイドステーションにお菓子が並ぶスイーツコース(60キロ)。嘉手納町の「道の駅かでな」や読谷村の「体験王国むら咲むら」、恩納村の「おんなの駅」などで、多くの参加者がスイーツを頬張り、疲れた体を癒やした。
 道の駅かでなに一番乗りした浦添市の平良知佳さん(24)は、マフィンを片手に「レモン味がさわやか」と満面の笑み。福井県から参加した池端清美さん(51)も「平良さんらと知り合い、ここまで来た。沖縄の人はとてもフレンドリーですね」と喜んだ。むら咲むらでケーキを頬張った名護市の島袋一さん(40)は「最高だけど、きょうは消費カロリーより、摂取カロリーの方が多い」と苦笑いした。
 最長160キロのセンチュリーコースの参加者は北は今帰仁村古宇利島、南はうるま市浜比嘉島まで回った。初参加の徳武丈示さん(28)=豊見城市=は「マイペースで楽しめた。冬場は自転車に乗らなくなるが、大会があれば目標になる」と語った。
 古宇利島・桜コース(100キロ)の参加者はやんばるの自然を満喫。東京都から参加した加倉井勝信さん(48)、阿野和美さん(36)は「4年連続で出場しているが今年は最高の天気。古宇利大橋から眺める海は絶景だった」と満足そうだった。
  沖縄タイムス

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