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思いがけない「お年玉」 (伊良部小・宮古島・沖縄)

2013年1月22日 - スタッフ公式
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思いがけない「お年玉」 伊良部小に図書券10万円分
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思いがけないお年玉となった図書カードを手に、
笑顔を見せる児童ら=伊良部小学校
 児童たちに、 思いがけないお年玉─。 市立伊良部小学校 (知念智行校長) にこのほど、 匿名の手紙が一通届いた。
学区内の住民と友人になり、 昨年数回来島したという差出人からは児童たちの健やかな成長にと 「お年玉」 として図書カード10万円分が同封されており、 知念校長は 「ありがたい。 伊良部を、 そして子どもたちを思う気持ちが文面から伝わってくる。 子どもたちの心が育ち、 知識が広がるような本を購入したい。
匿名なのでお礼のしようがないが、 報道を通して感謝の気持ちが伝われば」 と語った。
 届いた手紙には、 「わたしの人生を振り返ると小学生時代の本との出会いがその後の人生にかなり影響を与えた気がする。 子どもは外で遊ぶのが1番で、 その意味では伊良部は恵まれているが、 書籍から得られる知識も大切。
ふるさと納税も考えたが、 伊良部地区に限定した使い方はできないとのことなので、 お世話になっている方への感謝もこめてお年玉代わりに図書カードを同封させていただいた。
書籍の購入に活用いただき、 子どもたちが本と友達になってくれればうれしい」 などと綴られている。
 21日、 宮古新報社の取材に対し児童会副会長の親泊羅沙さん (6年) は 「たくさんの図書カードのプレゼントは嬉しい。
みんなが楽しめるような本を購入してほしい」、 上里梨緒さん (同) は 「この話を聞いた時は嬉しかった。
みんなが楽しめる本を買ってほしい」 とそれぞれ感想を話した。
  宮古新報

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